カラダの硬さと変って言われる歩き方をどうにかしたい!

2017/10/15

こんにちは。

 

最近、表参道の街路樹へのイルミネーションの取り付けがはじまりました。

 

もう?って思ったけど、昨日の寒さを経験すると、そういう時期かってなんでか納得してしまいますね。

 

今回は、カラダの硬さと歩き方が変って言われるので、それをどうにかしたいって思ってる24歳の女性のプランです。

 

 

『こんなに若いのに、こんなに硬い子は久しぶり!笑』

 

 

もともとは、デスクワークや重い荷物で肩が凝るって話だったんですが、姿勢チェックと動きを見ていたら、股関節と仙骨から腰椎の動きが圧倒的に少なかったんです。

 

試しに前屈してもらうと、志村けんがコントでやる前屈と同じかっていうぐらいひどい!笑

 

っていうことで、股関節、もも裏、仙骨まわりを中心に施術することにしました!

 

もちろん、首と肩も同時にやります。

 

ちょっと痛いけど、おしりを深めに施術して、自分では無駄な力が入ってしまい効率的にできていないストレッチも多めにやっていきます。

 

この硬さだと、ストレッチも結構痛いんですよね。

 

でも、彼女は無になることで乗り切ろうと頑張ってます!笑

 

 

『みんなに変だって言われる歩き方も直してほしい』

 

 

これ、当然って言えば当然の悩みです。

 

あれだけ股関節とももと仙骨から腰にかけてが硬いと重心が後ろにずれるし、背骨にねじれを作れないから、横揺れしながら歩くことに。

 

ペンギンですね!

 

個人的には、ペンギンもかわいいとは思いますが、使えるカラダってことから考えるとマイナスに作用することばっかりです。

 

ペンギン歩きだと、股関節の前後の動きがほとんどなくなるので、おしりの横にある中殿筋がいつもオーバーワークになっちゃいます。

 

しかも、筋肉は使わないと弱くなるし硬くなる。

 

歩く動作も腰を曲げる動作も、もも裏とおしりと腰が順番に連動していくから無駄な負担がないんです。

 

どこかが機能しなければ、その分を他の筋肉が補って無駄な負担が増える。

 

だから、痛みやこりがずっと続くんです。

 

 

『歩き方を変える近道は、姿勢を変えて重心の位置を戻すこと』

 

 

彼女の悩みは、突き詰めると姿勢を取り戻すことに行き着きます。

 

姿勢が悪いから、関節が使える範囲が限られる。

 

使えないから硬くなる。

 

硬くなるから、悪い姿勢が固定化する。

 

悪い姿勢がその人のベースになってしまう。

 

こうなったら、意識だけで歩き方を変えるのはかなりハイレベルなチャレンジです。

 

最初は、整体などの外からのアプローチで柔らかさを出しながら、ストレスにならない運動からはじめていくのがベストなのかなって思います。

 

柔らかさを出しながら、重心を真ん中に移動させて、同時にカラダに後ろを使う感覚を思い出させる。

 

それが、これから彼女とやってくことになります!

 

とにかく、頭で考えなくてもいつも間にか後ろを使って歩けてるってとこまで持っていかないと変えたことにはならないので、そこまで必死に施術します!

 

 

『やってもらうこと』

 

・肋骨の動きと腹圧を上げるための

『肋骨横隔膜呼吸』

 

・後ろ足で歩く感覚を思い出してもらうための

『片足立ちからの歩きだし』

 

・重心を中心にもどすための

『膝立ちと膝立ち歩き』