下半身のむくみとなかなか痩せない下半身

2017/9/21

こんにちは。

 

今回は、下半身がいつもむくみし、全然痩せないとのお悩みの20台前半の女性のプランです。

 

 

『股関節は柔らかいけど、おしりの筋肉が硬い!?』

 

運動は嫌いじゃないし、どちらかというと好きな方。

 

だけど、いつも下半身がむくんでるし、痩せない。

 

ってことなので、そこをどうにかするために施術することになりました。

 

姿勢をみると、ももの骨である大腿骨が少し前に倒れていて、膝が伸びすぎた状態になりつつある状態で、おなかの筋肉で腰を安定させる機能が低下していることもかなり影響していると考えられます。

 

加えて、肩の巻き込みがあり、背骨が少し側弯ぎみ。

 

しかも、股関節自体の柔らかさはあるけど、股関節の筋肉が硬い!

 

これって、結構面倒なんですよね。

 

女性に多いんですけど、関節が柔らかいっていうより関節が緩いって感じです。

 

だから、筋肉が硬くても柔らかく見えちゃうんです。

 

おそらく、これもうまく筋肉に負荷がかからない原因の一つかなって思います。

 

 

『お腹が前にせり出してしまう姿勢だと股関節がうまく使えない!』

 

この姿勢だと、カラダの位置から考えて、おしりとももの裏側の筋肉が効率的に使えていない可能性がすごく高まります。

 

前述した股関節の緩さもあるので、余計に使えてないのかもしれないですね!

 

なので、まず股関節の筋肉の動きを取り戻すことからはじめることにしました!

 

他のプランでも紹介したように、下半身がいつもむくむのはおしりとももの大きな筋肉が硬くなってちょっとした筋膜の癒着が起きている可能性が高いので、リンパが流れるスペースを確保してあげることが大切なんです。

 

だから、股関節の施術を徹底的にやって、股関節が使える位置に姿勢も戻してあげます。

 

ちょっと痛いけど、きゃーきゃー言いながら頑張ってもらってます!笑

 

 

『股関節の動きが戻ってきたら、同時進行で上半身も細かくせめる!』

 

この姿勢だと、しわ寄せが首と肩に行きやすくなるので、股関節の動きがで始めたら、上半身の施術の割合を増やしていく流れがカラダにとってはベストかなと。

 

股関節が動けば、骨盤の角度も背骨の位置も胸郭の角度も変化させやすくなるので、カラダにとってはすごく理想的な施術になるはずです。

 

目的は、むくみであっても元を辿っていくと、結局は姿勢が基本になってきます。

 

姿勢の崩れは、後になればなるほど戻すのに時間と頑張りが必要になります。

 

彼女は、まだ若いし、姿勢のマイナス変化ががっちり固定かする前に『脱姿勢ブス』してもらいます。

 

 

『やってもらってること』

 

・お腹を使えるようにして、せり出しを防ぐための

『肋骨横隔膜呼吸』

 

・骨盤の角度を戻しやすくするための

『ハムストリングスストレッチ膝曲げバージョン』

 

・肩の巻き込みと胸郭の前の縮みを戻しやすくするための

『胸骨から鎖骨下マッサージ』