東京マラソンに向けての重心修正と使える股関節

2017/10/7

こんにちは。

 

今回は、パフォーマンス向上のために股関節をより機能的にするための施術です。

 

 

『目指せ!自己ベスト30分更新!』

 

 

普段から、趣味でマラソンをしている彼女。

 

ホノルルマラソンも両足つりながらも無事に完走してのですが、今回の東京マラソンは万全なコンディションで走りたいこととホノルルマラソンの記録を30分縮めたいってことなので、そのための重心の位置の修正と股関節の動きを高めていくための施術をしていきます。

 

彼女の場合は、おしりとももの裏側の筋肉が硬いので重心が全体的に後方に変化してしまっているので、どうしても足への負担が大きくなります。

 

短い距離なら、習慣的に走っているのでうまく体全体で修正できると思いますが、フルマラソンとなると、そのちょっとした負担が後半にかなり効いてくるはずなんです。

 

だから、まずは徹底的におしりとももの裏を施術して、痛いけど深めにストレッチして股関節に動きをつけます。

 

ここが使えるようになると骨盤も前に起こしやすくなって、肋骨(胸郭)も前に出しやすくなるので、すごく重要!

 

 

『一番重要なのは、重心の位置を前に移動させる事!』

 

 

彼女の施術でもっとも大切なのは、股関節の動きを高めることじゃなくて、少し丸くなった背中を起こして、重心を前に移動させる事です。

 

股関節がいくら柔らかくなっても、重心が後ろのままだと悪い中でのいい状態ってだけでカラダが変わったって言えないんですよね。

 

だから、彼女にも当然日常的に重心の位置をカラダに覚えこませる簡単なトレーニングはしてもらってます。

 

彼女にとって、念願の東京マラソン。

 

走れることだけでも、嬉しいことだとは言っていましたが、どうせなら思いを実現してもらいたいと思います。

 

そしたら、もっといい東京マラソンになるはず。

 

みなさんも心のどこかで応援してあげて下さいね!

 

 

『やってもらうこと』

 

・肋骨の動きを高めるための

『肋骨横隔膜呼吸』

 

・大腿骨の角度と無駄な負荷を最小限にする重心の位置を覚え込ませるための

『膝立ち・膝立ち歩き